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仮想通貨 Kotoのマイニング方法

国産の仮想通貨であるKotoのマイニングを始めてみた。
環境を構築した際の手順を紹介します。

※Kotoとは?

  • 仮想通貨。他には有名なものとしてはBitCoinがある。
  • 2018/6/10現在、Kotoを取り扱っている取引所は無い
  • 日本で開発された仮想通貨。
  • 略称はKoto

詳しくは以下を参照ください。
Koto公式サイト

現時点では取引所に上場もしておらず、マイニングしても
利益になるような仮想通貨ではありません。
逆に今ならまだマイナーも少なく、マイニングしてもそれなりに掘れるようだ。
私の環境だと、BitZenyなら一日10ZNYも掘れないが、 Kotoなら60Kotoぐらいは掘れる 。

1.ウォレット(wallet、お財布、口座のこと)の用意

まずはマイニングした仮想通貨を貯めておくウォレットを用意します。
ウォレットには以下のような種類があります。

・ローカルウォレット
  自分のパソコンにウォレット用ソフトをインストールして、そのソフトが財布になるパターン。
  パソコンにウイルス対策ソフト等をインストールしてきちんと管理していればセキュリティは高いが、
  日頃からパソコンのバックアップを取っておかないと、パソコンが壊れてデータが消えた時に
  ウォレットも残高も消える。

・オンラインウォレット
  ネット上にウォレットが作れるサービスがあり、無料でウォレットを作れる。
  自分のパソコンにソフトをインストールする必要もないので簡単。
  但し、もしそのオンラインウォレットのサービス自体が終了したり、攻撃を受けてウォレット内の
  残高が奪われたりするとアウト
 

今回はKotoの公式サイトで公開されているローカルウォレットを使用します。
公式サイトのDownloadにあるCoreClientのWindows版を使用します。

Core Clientを開きます。


 
Koto-v1.1.0-Windows.zipをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、色々なファイルが入っていますが、
ウォレットのプログラムは「KotoSwingWalletUI.jar」です。
README_ja.txtに記載がある通り、まずは”RUN-FIRST_ja.bat” をダブルクリックして実行してください。
その後、KotoSwingWalletUI.jarをダブルクリックすればウォレットが起動します。


 

後ほどマイニングするプログラムに設定するKotoのウォレットのアドレスを確認しておきます。
アドレスはOwn addressesのタブで確認することができます。

 

2.マイニングソフトのインストール

ウォレットの用意ができたら、次はマイニングソフトをインストールします。
マイニングソフトとは、パソコンのCPUやGPUを使って、仮想通貨をマイニング(採掘)するソフトです。

Kotoの公式サイトのDownloadにあるCPU Minerのリンクをクリックし、以下のソフトをダウンロードします。
ファイルを解凍後、適当なフォルダに配置します。
マイニングソフトはウイルスと判断される場合が多いようで、私が使用しているウイルス対策ソフトの
ノートンセキュリティではウイルス判定されて駆除されてしまいました。
よって、事前にマイニングソフトを保存するフォルダを作成して、
そのフォルダを検索対象外のフォルダとしてノートンセキュリティに設定しておきました。

KotoDevelopers/cpuminer-yescrypt forked from koto-dev/cpuminer-yescrypt
https://github.com/KotoDevelopers/cpuminer-yescrypt/releases/tag/v2.4

64bitOSなら Kotominer_win_x64_v2.4.zipをダウンロードして、ファイルを解凍します。

ダウンロードしたファイル解凍後のフォルダの内容

実行ファイルの作成

実際にマイニングを実行するときに使用する実行用のファイルを作成しますします。
同一フォルダ内に「Kotoマイニング.bat」という名前でファイルを作成しました。
*作成する実行ファイルの名前は何でも大丈夫です。


 
作成した「Kotoマイニング.bat」をメモ帳などのテキストエディタで開き、以下の
コマンドを記載します。
なお、先頭に記述しているexeのファイル名はパソコンの環境によります。
私のパソコンはIvy Bridge 世代のCore i5である3570Kを使用しているので、
minerd_IvySandy.exeを使用しています。
おそらく、CPUに対応したexeを実行しないとエラーになるので、分からなければ順番に
全てのexeの実行を試していけばよいと思います。
 

minerd_IvySandy.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://www.koto-note.xyz:3033 -u (前項で用意したウォレットのアドレス)

 

簡単にコマンドの説明をすると、マイニングプール(Koto Note Pool)を利用して、マイニングを行い、
得られたコインを-uの後ろで指定したウォレットのアドレスに送金してね!という意味です。

※マイニングプールとは?

上記のコマンドの中に出てきたマイニングプールとは、何台ものマイニングを行うパソコンを集めて、
みんなでマイニングをして、得られたコインを分配するサービスです。
色々やれば1人でもマイニングできるようですが、やり方は知りません。マイニングプールを使用するのが
最近の主流のようです。
今回使用すプールはKotoNote Pool(コトノートプール)という名前で、0.1Koto以上の採掘高があれば、
15分ごとにあなたのKotoアドレスに払い出されるサービスになっており、いまはテスト中とのことで
マイニング手数料はかかりません。
事前にユーザー登録が必要なマイニングプールもあるようですが、面倒なので使用しませんでした。

KotoNote Pool(コトノートプール)

マイニングの実行方法

先ほど作成した「Kotoマイニング.bat」をダブルクリックで実行するだけでOKです。
以下のような黒い画面が表示され、yay!!!というのが表示されれば問題なくマイニングできているようです。


   

3.入金確認

マイニングを始めると、数時間後(私の場合は6時間とか結構時間がかかりました。)にウォレットに
入金され始めます。

以上で、マイニング環境を用意することができました。
パソコンが空いているときなどに実行されてみてはいかがでしょうか?
Kotoが発展していけばよいな~

RaspberryPi3 その2 motionのインストール・設定

RaspberryPi3を監視カメラに仕立てるためにmotionをインストールした。
http://192.168.xx.xxのネットワークカメラに接続して、動態検知し、検知した際にのみ
動画を保存する仕様にした。

インストール

apt-get install motion

設定

デフォルトのコンフィグファイルが長すぎ。必要と思われる分のみ抜粋した

vi /etc/motion/motion.conf

############################################################
# Daemon
############################################################
daemon off
process_id_file /var/run/motion/motion.pid

############################################################
# Basic Setup Mode
############################################################
setup_mode off
logfile /var/log/motion/motion.log
log_level 4
log_type all

############################################################
# Capture device options
############################################################
norm 1
framerate 100

############################################################
# Motion Detection Settings:
############################################################
threshold 9000

############################################################
# Image File Output
############################################################
output_pictures off
quality 80

############################################################
# FFMPEG related options
############################################################
ffmpeg_output_movies on
ffmpeg_bps 500000
ffmpeg_video_codec mpeg4

############################################################
# Snapshots (Traditional Periodic Webcam File Output)
############################################################
snapshot_interval 0

############################################################
# Text Display
############################################################
locate_motion_mode off
locate_motion_style box
text_right %Y-%m-%d\n%T-%q
text_left CAMERA %t
text_event %Y%m%d%H%M%S
text_double on

############################################################
# Target Directories and filenames For Images And Films
############################################################
snapshot_filename %Y%m%d/%Y%m%d_%H%M%S-snapshot
picture_filename %Y%m%d/%Y%m%d_%H%M%S
movie_filename %Y%m%d/%Y%m%d_%H%M%S
timelapse_filename %Y%m%d/%Y%m%d_%H%M%S-timelapse

############################################################
# Live Stream Server
############################################################
stream_localhost off
stream_auth_method 2
stream_authentication xxxx:xxxx

############################################################
# HTTP Based Control
############################################################
webcontrol_port 8080
webcontrol_localhost off
webcontrol_html_output on
webcontrol_authentication xxxx:xxxx

##############################################################
# Camera config directory - One for each camera.
##############################################################
camera_dir /etc/motion/conf.d

ファイルの保存先は「/mnt/nas/SecureCameras/camera1」とした。

mkdir -p /mnt/nas/SecureCameras/camera1
mkdir /etc/motion/conf.d
vi /etc/motion/conf.d/camera1.conf

camera_id = 1
netcam_url http://192.168.xx.xx:8088
target_dir /mnt/nas/SecureCameras/camera1
stream_port 8081
width 640
height 480

自動起動

vi /etc/default/motion

start_motion_daemon=no
↓
start_motion_daemon=yes
vi /etc/init.d/motion

if start-stop-daemon --start --oknodo --exec $DAEMON -b --chuid motion; then
↓
if start-stop-daemon --start --oknodo --exec $DAEMON -b ; then
systemctl enable motion
systemctl start motion

logローテーション設定

vi /etc/logrotate.d/motion

logfile /var/log/motion/motion.log {
        rotate 31
        daily
        dateext
        missingok
        notifempty
        nocompress
        copytruncate
}

OracleLinux7 に Oracle Database 12c をインストール

以下の環境に対してOracleDatabase12cをインストールした。

環境

■OS



Oracle Linux 7.1 64bit



※Oracle Vritual Boxを用いて仮想環境で実行



 



■Oracle



Oracle Database 12c Release 1 (12.1.0.1.0) for Linux x86-64



 

インストール手順

1.ユーザー作成

<br />
	groupadd -g 54321 oinstall<br />
	groupadd -g 54322 dba<br />
	groupadd -g 54323 oper<br />
	groupadd -g 54324 backupdba<br />
	groupadd -g 54325 dgdba<br />
	groupadd -g 54326 kmdba<br />
	groupadd -g 54327 asmdba<br />
	groupadd -g 54328 asmoper<br />
	groupadd -g 54329 asmadmin<br />
	

<br />
	useradd -u 54321 -g oinstall -G dba,asmdba,backupdba,dgdba,kmdba oracle<br />
	passwd oracle<br />
	

※パスワードは好きな文字列で設定

2.リソース制限の変更



<code>/etc/security/limits.confに以下を追加</code>



 oracle soft nproc <span class="synConstant">2047</span> oracle hard nproc <span class="synConstant">16384</span> oracle soft nofile <span class="synConstant">1024</span> oracle hard nofile <span class="synConstant">65536</span> oracle soft stack<span class="synConstant"> </span>10240 oracle hard stack<span class="synConstant"> </span>32768</pre> 

マルチモニター環境の調査 内蔵グラフィクス(IntelHD4000)とグラフィックカードを使用

現在2台のディスプレイでデュアルモニタ環境を使用しているが、TVも繋いで3台のディスプレイを使用できるようにする。CPUに内蔵されているIntel HD グラフィックス4000のみでは3台構成にできなかったため、グラボを追加して3台分のディスプレイを使用できるようにする。

 
 

環境
■マザーボード
ASUS P8H77-V
■CPU
Intel Core i5-3570K 3.40GH’z
  Intel® HD Graphics 4000搭載
■グラフィックカード
ASUS 210-SL-TC1GD3-L
  NVIDIA GeFore210搭載
  ファンレス
  メモリ DDR3 512MB(TurboCache 1GB)

 
 

結果
以下の構成にすると3台構成で使用できた。
なお、事前にBIOSの設定でIGD Multi-Monitorを有効にする必要がある。
昔のマザボはグラボを挿すとそちらだけ有効になっていたが、近年のマザボは
内蔵グラフィクスと追加したグラボのどちらも使用できるようだ。
IMG_1362
 

出力デバイス 出力ポート 機器
Intel HD 4000 HDMI 東芝レグザTV
Intel HD 4000 DVI LG 22MP65
ASUS 210-SL-TC1GD3-L D-Sub LG FLATRON L1752S

マルチモニター環境の調査 内蔵グラフィクス(IntelHD4000)のみの使用

現在2台のディスプレイでデュアルモニタ環境を使用しているが、TVも繋いで3台のディスプレイを使用できるようにする。CPUに内蔵されているIntel HD グラフィックス4000でディスプレイ3台までいけるようなので実際に試して調査する。

※CPU仕様
 
 

環境
■マザーボード
ASUS P8H77-V
■CPU
Intel Core i5-3570K 3.40GH’z
  Intel® HD Graphics 4000搭載
 
 

結果
wujhxBWqnyePkpVJ_500
使用しているマザーボードのディスプレイの出力はHDMI、DisplayPort、D-Sub、DVIの4種類がある。
以下のパターンで試した。

出力ポート 機器
HDMI 東芝レグザTV
DisplayPort 未使用
D-Sub LG FLATRON L1752S
DVI LG 22MP65

結果、1度に2画面分しか出力できず(-_-)
DisplayPortも使用しないと3画面は出力できないのかもしれない。
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